騒狐迎新～狐梅珈琲店へようこそ！

騒狐迎新～狐梅珈琲店へようこそ！を読んだ人の評判

いつしか僕は自ら望んで妖狐になる
　良質な人外(おもに狐娘)系ＴＳ話をたくさん書いておられる作者の最新作。
　喫茶店のバイトの面接に来たら、じつはそこは妖狐の主宰する狐っ娘の巣窟で、主人公♂も“皮”を着込んで巨乳狐娘になって働くことに──というお話。
　(女になった)自分の身体(特に胸)への戸惑いや、着替えのもたもた、トイレや風呂でのあたふた……といったＴＳのお約束をキッチリ押さえつつ、多淫な狐娘としての身体に流されるようにＨな展開に。搾乳、お風呂で女同士の胸揉み、(一時的に)戻れなくなって妖狐に(性的な)悪戯される、偶然訪ねてきた友人♂とＨ、さらに姉貴分の狐娘も交えて３Ｐ──と、エロ面でもバッチリです。カネネコさんの挿絵もＨ度満点。
　唯一惜しいと思ったのは、序盤の狐娘に男のまま童貞食われるシーンのあと、できれば童貞喪失後に皮を着て狐娘として第２ラウンドに挑戦してほしかった点。まぁ、その後段階的に女性化していく流れを考えると、ここでいきなりレズ本番しないのは正解なのでしょうが。
　個人的には、主人公の男性が、「狐娘としてバイトすること」を“自分の意思で受け入れて”働き始める点が◎。最初は「これは仕事中だけの一時的なモノだから」と自分に言い聞かせているのに、徐々に深みにハマっていく様子が大変美味しゅうございました。もちろん、最後には……。
　エロ文章で興奮できるＴＳ好きなら買って損のない逸品か、と。

騒狐迎新～狐梅珈琲店へようこそ！のあらすじ

「いいから私で気持ち良くなれー！」

アルバイト先はえっちな狐娘だらけの喫茶店！？自身も●●巨乳狐娘の皮を着ながら働くことになり、迫り来るは狐娘の破廉恥な日常生活！否応なくおっぱいの誘惑と淫行が襲い来るドタバタ生活を過ごさせられる中、狐娘の淫猥な身体と本能が人間の、そして男としての理性を飲み込んでいき……？！

C96にて鹽が●●巨乳狐娘TSFの集大成として臨んだ小説です。
イラストにカネネコさんを招き、おっぱいをこれでもかと詰め込みました！挿絵全フルカラー8枚でお送りします。