ドブ川に散りぬ初恋の

ドブ川に散りぬ初恋ののあらすじ

■ストーリー
子供の頃から凄惨ないじめに遭っていた少女・風早秋奈。
年月を経て大人に成長した彼女は、
傷ついた心を抱えて初恋の少年・榊春一彦へ会いに行く。
寂しい者同士で寄り添っていた二人は、再会してまた心を開いて距離を縮める。
「ずっと好きだった」
ふたりの気持ちはようやく通じ合う。

しかし秋奈が別の男性と交際していたことを知り、春一彦は感情の濁流に呑まれていった。

■概要
「ドブ川に散りぬ初恋の」は背景、文章、音楽、音声のみで進行する一本道の18禁サウンドノベルです。
なにもかもうまくいかないまま少女を卒業した雌と、
機会を掴めずずっと少年のまま時が止まっている男の心の動きを描写します。

自分はケガレた存在だと思い続けている女の子や、
自分の中にしかない理想の初恋を追い続けている男の子や、
そんな二人が近づいて傷つけあう遅すぎた青春が好きな方におすすめです。


■キャラクター紹介

風早 秋奈（かざはや あきな）
二十歳。生まれた頃から穿った視線を持った女。
趣味は読書の早熟な○供で、同じ世界を見ている人間を探して春一彦と出会う。
子供の頃に受けた暴行で入院し、それが原因で転校し離れ離れになった。
通販カタログのモデルをしている、歳の離れた姉がいる。
なにもかもが怖い。

榊 春一彦（さかき はるいちひこ）
二十歳。自分の名前が嫌い。
優しくて一途で、すがるものは少ない。
家族とうまくいかなくなった頃に宝くじで高額当選し、
それを元手に借りたマンションで一人暮らしをしている。
失敗や屈辱をいつまでも忘れられない。

■スタッフ
制作
企画・シナリオ:山野詠子
キービジュアル:ふくろう
音楽:鈴葉ユミ

声の出演
風早秋奈:今谷皆美
榊春一彦:胸板鉄板ミート
春一彦の少年時代:そらまめ。