
人形伝妖怪討伐士の最期は、石化などのジャンルが好きな方にオススメの漫画作品です。
同人らしいフェチズム
作品紹介の後の話をざっくり説明しちゃうと、男に一服盛られて即座に人形化。
とはいえコレクターって訳ではないようで、ヒロインの荷物とかと一緒に商品として売りに出されてしまいます。
が、時代を先取りしすぎたか、サイズが小物類の充実した1/12じゃなかったからか、ともかく先に人形にされていた二人の少女同様売れ残り、実質コレクション化してしまいます。
やがて男は病気で死に、古寺には三体の人形が……。
で、無表情のまま涙を流す人形の顔でエンド。
この作品、裸ぐらいは出てきますが、性交的な意味での性描写は出てきません。
人を選ぶよなぁとは思いつつ、なんていうか「これぞ同人!」て感じの、作者むき出しのフェチズムが描かれてて個人的には結構好きです。
薬を盛る手口は「流石に雑すぎだろw」と笑っちゃいましたが。
性交描写が欲しい方には向かないかもですが、なす術なく囚われ、全て(体の自由も尊厳も人生も、死ぬ自由すらも)奪われ、永遠に「取り返しのつかない状態」になっちゃう、強くて高潔なヒロインの姿だけでヌけるような方にはお勧めです。
呆気ない
妖怪ではないと思い油断していた主人公。しかし、背後から攻撃され呆気なく人形になってしまう。他の人形たちと一緒に並べられるが、主人公は許せないとどうにかしようと考えている。商品として売られるも誰にも買われなかった。主人公を人形にした奴は病死してしまう。旅館に取り残された人形たち。今まで涙を見せなかった主人公だが、最後には大粒の涙を流しながら助けを求めるのであった。
妖怪討伐士のとして旅を続ける1人の少女。
不穏な気配を感じて山奥の古寺を訪れた。
妖怪がいるかと思ったが、そこには人形職人だという男しかいなかった。
思い過ごしだったと安心する少女。だが、その人間は妖術を用いた秘薬を悪用し、美女を攫って人形に変えていた。
そのことに気づかず、少女は古寺に泊まることになり、そして…。
ページ数:20P(カラー3P)