
鎮守府愛と闇のキメセク録は、時雨 艦これ、中出しなどのジャンルが好きな方にオススメの漫画作品です。
闇を照らすキメセク
作者の作風とサンプルから、時雨が可哀想でエロい目にあう闇のスケベブックかと思いましたが倒錯しつつも愛がある。読後に苦さを覚える闇と光が寄り添うような作品でした。ド直球ではない変化球なNTRなので、そういうのが苦手な方も大丈夫です。
サンプルの潮ちゃんと一コマだけ登場する加賀さんはだいぶ可哀想でエロかったですね。漫画としてはp13右下のコマとp20のTNTNとバイブの対比が表現として面白くて印象的でした。またp20「勃つ!」の提督と甲斐甲斐しく愛情をもって尽くす時雨のディスコミュニケーションぶりも見所になります。
作者はこの長さの漫画作品は初めて発表されたので表現のさらなる洗練(次作は更にスケベになるでしょう)と、今回の漫画制作の経験が良い意味で1枚イラスト作品に還元されるのが楽しみでなりません。
奇跡の産物
本書はそのタイトル通り「純愛」と「キメセク」という全く正反対の存在を矛盾することなくまとめ上げた作品と言えます。
そのため、「純愛」好きの殿方にも「凌辱」や「NTR」好きの殿方にも勧めることのできる内容となっているといえます(ただし、「純愛」の対象は時◯のみなので、その他の艦娘2名は「クスリ」で「壊されて」いますので、純愛好きの方にとってはそこが唯一の注意点かもしれません)。
作者の前作と直接のつながりはありませんが、闇深い鎮守府の一端を伺い知ることができ、大変実用的な内容でした。
また、本作は提督(主人公)の語りがメインとなっているため、もっと◯雨の心境が深堀りされていればさらに面白かったかなと感じました。
いずれにしても、前作も最高のシチュエーションと内容であり、今作も期待以上の内容でしたので、息子ともども大変満足しております。
作者様の次回作では、より一層淫靡で退廃的な鎮守府と艦娘たちを描いていただきたいです。
純愛。倒錯したセックスを楽しむ提督と時雨のお話し。
表紙含め全25ページ。
サークル【E&E】
執筆:Eckert&Eich
X(Twitter):@EckertEich