密事2 〜四月のウソ〜[CORTO]

密事2 〜四月のウソ〜を読んだ人の評判

薄いがまとまりが良く絡みに特化した秀作
可憐な瞳と肉体のギャップが魅力の作品で、これは表紙やサンプルのとおり。

彼氏の父親が竿役。竿役は元々ヒロインの母親を妾としていたが、母親がヒロインを竿役に押し付ける形で蒸発するということで、カテゴリとしては彼氏の父親NTRと、愛人NTRの複合型。

母親の描写はないが間接的には母娘丼の要素もある。家族を捨てたばかりか自分を売って消えた母親を憎みながら、竿役との身体の相性は母親と同じであることをその肉感的な身体に叩き込まれる描写は秀逸。

27ページと薄い本ながら、１と同じく話の割切りながらセックスシーンが濃く作られていて、まとまりの良い秀作。ただ、１と構成が似通っているのでまずは１からだろう。

続編があるそうで、うまく纏まれば全部トータルで最高評価できるかもしれない。

密事2 〜四月のウソ〜のあらすじ

秘密裏に行われる行為や複雑な家族関係を描く、シリーズ第2弾。
『密事〜知らないのはあなただけ〜』の続編です。

◆あらすじ

「ヒロ君に嘘をついた。我ながら酷いエイプリルフールだ」

「でもこれは、仕事であって裏切りじゃない。
たとえ体が反応してしまっても心は絶対に渡さない――……」

実母の身勝手により、広明父の愛人にさせられてしまった咲月。
そんな2人を軽蔑している咲月だったが、平穏な生活を守るためだと割り切り、
咲月は広明父との関係を受け入れる。

前回の密会では、母親の身体を熟知した広明父の手で派手に達してしまった。

2度目の密会の日。
咲月は、身体の反応は心とは別だと自らに言い聞かせ、
指定された部屋に向かう――……。


◆キャラクター

・高宮咲月（たかみやさつき）
ヒロイン。
実母に売り飛ばされる形で、広明父の愛人にさせられてしまう。
母親が恋愛体質で幼少期に苦労をしたため、感情的になることや、恋愛やセックスは低俗なものだと考えている。

・広明（ひろあき・ヒロ君）
咲月の幼馴染。とにかく咲月に懐いている。
先日、ようやく咲月と付き合えるようになった。

・広明父
昔から、多忙のため自宅にはあまり帰らない生活をしている。
咲月の母親とは愛人関係だった。

・咲月母
広明父の元愛人。
広明父を咲月に押し付け、新しい男のもとへ行ってしまった。
咲月が幼い頃に離婚している。

・咲奈（さな）
咲月の妹。

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モノクロ漫画
本文26p