【735記念】ナイク・アエラは拒まない。【秘密の裏設定】[ヒロカワミズキ（スタジオ・ジナシスタ！！）]

ナイク・アエラは拒まない。のあらすじ

gyss0735【735記念】ナイク・アエラは拒まない。【秘密の裏設定】


≪ヒロカワミズキのオリジナル看板娘「ジナンドロモーフ・シスターズ」シリーズ/since2011≫

ジナシスももう735作まで来ました。（ちなみにナイクちゃんは2位〜3位人気です）
そろそろ、みんなが内心思ってたんじゃないかという、『ちょっとこわいヒミツの設定』や描写の疑問について答えをお話します。

ジナシスのほぼすべての孕ませ差分CG集作品では、基本的に『種付けした途端、その場で着床妊娠し、急にボテ腹になり、即座に出産している』んじゃないかというような表現が、
これがセリフ等がないことにより、＜十月十日たったというサイレント表現＞なのか、それとも＜本当にその場で、妊婦になっているのか＞
という解釈の余地があるまま、7年近くずっとこの表現で通して作品を製作し続けてきました。

この答えを明かすと、実は、『2018年までの第二期は、ちゃんと時間の概念が正確だった』んですが、（写植で『数か月後…』みたいなのが具体的に実際にありました）
2019年の第三期からは、意図的に『これは、本当にその場で、ムクムクと育ってすぐ産んでいる』という設定上の解釈として、ずっと意識して、あえて非現実的に描いています。
（とくに、淀ちゃんたち看板娘の背景設定をより強く描き出した、連載コミック「ジナシストロン淀」2019ファーストシーズンから、ほぼ全てです。）

じつをいううと、マンガ「ジナシストロン淀2021」や、ゲーム「ジナシス・ファンタジア！！」「カレン:ライトニング・アヴェンジ」では、
実際にあきらかに種付け行為をしたその場で妊娠・ボテ腹になり、その場で明らかに時系列が進まないまま産んでいる、という表現が実際ありました。
（カオス・コアらの転生はもちろん、淀ちゃんやカレンとライトニング・コアが10カ月以上あのダンジョンにいたわけは絶対ありません）
しかしこれが、《ドラゴンに変身して…》だの《オークさんたちに囲まれて》…だのちょっと異常な状況だったため、
「ドラゴンやオークさんの精子が特殊なだけで、看板娘側はふつうの人間の体の仕組みをしている」のか、そこがちょっと曖昧だったんですね。

答えは、異常で異質なのは、看板娘側です。
彼女たちは、実際に射精して数秒で妊娠し細胞分裂をうながし、20秒でボテ腹になり30秒後には対象の子孫を発射しているような、
そういう『二次元の世界に特化した、エロ生物』という本質が、看板娘という通常の人間を超越した、読者が性的に興奮し満足感を得やすくする目的のために独自進化を遂げた生命体だからです。
（ただの人間が看板娘になる、というコンセプトの「カレン:ライトニング・アヴェンジ」は、まさにそういう概念への適応化を解説する作品でした。）
そしてそれ自体が、《子孫繁栄》ではなく、《子孫を産んであげると、孕ませた側が悦ぶから》やっちゃおうかな、喜んでもらいたいなという、快楽のためだけに自我や自意識なく行動している一種の洗脳存在ということです。

この設定の背景には、昨今に原創作版漫画・第20章・初ちゃん編で披露した「看板娘にまつわるあるスゲェヒミツ」（今説明してるのとは別種）も関係しているのですが、
どちらかといえばそれは『目の前で起こってることに、設定付けで理論を構築した』もの、つまり作中の設定にまつわる部分というだけなので、
よりプリミティブなもの=「その設定を、そもそもなぜ作ったのか、なぜそれがあって必要なのか」という根っこは、また少し別の部分にあります。

ジナンドロモーフ・シスターズは、基本的にデジタルの、二次元創作に特化して誕生したコンテンツです。
その際、なにかデジタルでしかできない、紙や物体ではしづらい特別な何かを表現しないと、それは《真にデジタルでの楽しさ》に結び付かないと思い、目をつけて思いついたのが、
「僕らは、キーボードやマウスといったデバイスで、看板娘という女の子の人生を、自由気ままに動かしている」という、それ自体がゲームのような概念でした。

主人公・淀ちゃんの持っている大槍の混沌神器カオスマックスは「矢印」、つまりキーボードのテンキーや、PCモニターに映るマウスカーソルの「→」という形であり、
この槍とはつまり、ぼくらが看板娘の作品を見るときに無意識的に『テンキー押しやマウスクリックで、ページをめくっている』
その表現そのもの、それこそが《看板娘におけるベクトルという武器、物語を先に進める原動力》だからです。（2022年の連載セミファイナル『VECTORERSベクトラーズ』は、すべての作品の根底にあるこの概念の解説でした。）

つまり……これが、答えです。
「ジナシスの看板娘は、あなたがページをクリックしてめくるスピードで、射精され、妊娠し、孕んでお腹が大きくなり、出産まで行く。」
デジタルならではのエロ創作コンテンツ、その背景にある、最も大きな設定。
ジナンドロモーフ（gynandromorph）という言葉は雌雄モザイク、つまり女の子とあなたがいないと成り立たない。見る人がいること前提の、お客さんのために看板娘という生物が存在しているプロジェクトです。
（そしてスタジオ・ジナシスタ！！は、女の子を作る側。どちらもいないと、これは最初から成り立たないという前提で産まれたものです。）
その点では、過去作だけでなく新たに作られる作品もすべてにおいて現在でも全く同じ遊び方が楽しめ、いつ買ってもその遊びの概念が古びることはないのですし、ある種、他作家の作品と根本的に違うのは、それゆえなのです。
だから、その反対側の部分はすべてあなたに委ねられており、そしてその手段は、マウスカーソルやテンキー、それにスマホタップという『時間をつかさどる究極の概念』なのですから。
基本的には、女の子の時間や人生、身体表現までもを自由自在に弄ぶことを嗜む成人向けコンテンツです。それが醍醐味であり、レギュラー差分CG集は、最もベーシックなその遊び方なのです。

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【商品仕様】

デジタル手描きイラスト集。

全編新作（SNS連載等なし）・オール描き下ろし・基本1枚・差分込み全15ページ。


【解像度】

［正方形］3840x3840

収録:JPG形式。

（パッケージなど、一部定型外のイラストがある場合がございます。）


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制作ヒロカワミズキ
サークル名スタジオ・ジナシスタ！！


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（c）MizukiHirokawa/STUDIOGYNASISTA！！