
太陽を穢したは、クンニ、制服、中出しなどのジャンルが好きな方にオススメの漫画作品です。
終末系ストーリーの力作
男性主人公/女性主人公の2視点の描写は、かつてのエロゲにはよくあるパターンですが同人では珍しいですね。
相思相愛の二人が愛し合うシーンはかなり描写が割かれていますので、これだけでもおすすめレベル。
しかし本命は女性主人公視点のストーリーを見た後で、これを読んだ後に改めて最初から読み直すとさらに興奮度が増します。
できれば女性主人公視点でのヒロインが○されるシーンをもう少し濃厚に描写して欲しかったと思いますが、それだと女性向けというジャンルを逸脱してしまいかねないので仕方ないですね。
上記残念な部分を差し引いても満点の評価になる作品だと思いました。
【終末×純愛】
世界は唐突に終わりを迎えた。
俺と恋人の純、ふたりだけを残して。
どこにでもいる恋人同士だった。クラスメイトで、恋をして、告白して、一緒に帰って、手を繋いで、キスをしてーーー。
だけど穏やかな日常は、突如一変する。
大地震。倒壊した建物。生き物は全て死に絶えたかのように静寂に包まれる街。
溶けることなく積もり続ける雪。
まだ12月なのに、校庭の桜は満開に咲いている。
狂ってしまった世界で、俺と純は避難先の学校で備蓄の食糧をかき集めて生活をしていた。
救助はこない。
俺たち以外の全てが滅んだとしても
純のぬくもりがあればいいと思っていた。
純さえ傍にいてくれれば。
なのに。
純の熱、純の吐息、甘い声、性の匂い、肉の音。
少しずつ狂っていく。
どこで、
どこから?
世界はとっくの昔から、狂っていたのではないか?
俺は純を、幸せにしたかった。それだけなのに――――。
本文131ぺージ(総142ページ)
※作中に登場する全ての現象、人物、団体、思想はフィクションです。
※震災・被災描写、犯罪行為やショッキング・不快に思われる内容が含まれます。
グロテスクな表現・直接的な描写は極力避けていますが、苦手な方はご注意ください。
また、人権や倫理観に反する行為を肯定・助長する意図はございません。
※男性向け寄りの性描写/断面図あり
制作:藤咲ゆう/ねこかんロマンス(Twitter@fuziissakiyu)