
星空鉄道とシロの旅は、ネコミミ・獣系、少女などのジャンルが好きな方にオススメのゲーム作品です。
面白さ、予想外さ、尊さ、全てが揃った神作品
幻想的な夜汽車の旅が主な物語の軸ですが、ジャンルでは「ミステリー」に分類されます。
表で旅行を楽しみながら、裏では深まる謎を追っていく。この「コミカルとシリアスの並行」が上手く出来ています。
また物語のメッセージも素晴らしいです。本編では過去に亡くなったキャラについての会話があるのですが、亡くなった者と遺された者、その双方の心情が繊細な言葉で表現されていると思います。
そして終盤、誰も予想することなど不可能な”禁断の領域”を、この物語は見事に踏み抜き、そして衝撃が余韻へと腐食する前に、見事収束させてくれました。
間違いなく神です。
輪廻転生の美しい物語
この作品について語ろうとすると、どうしてもネタバレになってしまうので、一言だけ。
自分が生きる意味はなんなのか、という答えのない問いに立ち向かっていく、美しい物語です。あまり考えながら読む必要はありません。ゆったりこの作品を味わってみてください。
生きることの大変さや美しさを教えてくれる作品
人間は常に何かの犠牲の上に生きている。
幼くしてその残酷さや儚さに押しつぶされ生きる事に恐怖する少女の話。
不思議な夜汽車の旅の中で仲間たちと触れ合う内に、
この世界を生きる事の過酷さと楽しさを知っていく。
美麗な背景ととてもかわいらしいキャラデザも相まって
素晴らしい世界観に引き込まれること間違いなし!
ー世界はキラキラ輝く宝石箱なのだからー
次の時代の童話や絵本を読んだよう
ネタバレなし
素朴で心が温まる、素敵なお話だった。子供ができたら読み聞かせたい。
宮沢賢治あたりの童話一冊をイラスト・音声付きで読んだような読後感。
一人の少女が旅を通して大切なものをたくさん手に入れるお話。
主人公がプレイヤーの分身という要素は薄く、公式様の見解は不明ながら、ギャルゲーという趣旨ではないと思う。
ただキャラクターはギャルゲーに出てきて欲しいくらいとても可愛く魅力的だった。私はカルハさんが特に好き。
あまり長編ということもなく、シンプルに纏まっていると思う。
シナリオ・イラスト・音楽・声優さん、どれも素晴らしかった。
序盤から終盤にかけてしっかり伏線が貼られており、終盤の回収も気持ちいい。
最後の伏線は鳥肌が立った。
この手のゲームをよくプレイされるなら、汽車・猫耳少女・夜などの要素から「さくら、もゆ。」を想起される方もいらっしゃるかもしれない。
展開や内容についてここには書けないが、第一印象以外、私は似ているとは感じなかったのでその点はご安心いただいて大丈夫かと。
シナリオライターで買いました。
金色ラブリッチェでシナリオ担当だったさかき傘さんの作品って他にないかなー、と思って探していたら今作品を発見しました。
金恋で泣きましたけど、この作品も購入して本当に良かったです...
やっぱノベルゲーで一番大事なのはシナリオライターだよなぁと強く実感させてもらったゲームでした。
サークルしらたまこ初のオリジナルビジュアルノベル作品
■ダウンロード版特典
ノワール役の大野柚布子さん、カルハ役の星谷美緒さん、ねり役の芹澤優さん、
花江役の小原莉子さん、ジビエ役の大森日雅さん、タカセ役の河西健吾さん、
による収録後のボイスコメントファイルを同梱!!
■あらすじ
この旅は
彼女のなかに
なにを残していくのだろう――。
飛び乗った汽車は、夜闇をふりきって
星空の下を走っている。
いい旅だ。
このツアーは当たりだった。
心地良い夜風に吹かれ、気ままな一人旅。
出会ったのは気のいい乗客たちと可愛い車掌さん。
そして……猫耳の女の子?
この旅は、彼女のなかに、何を残していくのだろう。
そして俺に、何を与えてくれるのだろう。
■スタッフ
原画・キャラクターデザイン:しらたま
シナリオ:さかき傘
背景:わいっしゅ
グラフィック:mignon
音楽:ProjectLights
ディレクター:小竹義彦
主題歌『スタートリップ』
歌:保科めぐみ
作詞:保科めぐみ・しらたま
作曲:丸山公詳
編曲:七瀬雄一・丸山公詳