肛談拾遺[trubka]

肛談拾遺のあらすじ

此処に開陳せられる女肛遊戯の変態諸態は女尻より入りて消化器官を巡るが如き地獄参詣の趣有り。
狭隘たる菊座の地獄門抉じ開け浩瀚たる直腸の奈落に堕して、下行横行上行の結腸三途辿らば
彼岸の河原に現出せるは緊縛女体に課せられし永劫に反復せらるる極大異物の直腸懐胎と肛門出産の無間なり。
其の脳天すら容易く包含せる骨盤の拡幅亡者が天冠の如く、腸内灌水に撲ち裂けんばかりの極限膨腹
餓鬼にさも似て、悔悟に呻吟し泪洟涎噴出せしめつ口角捻じ曲げ白目剥き舌根千切れんばかりの形相
異形の獄卒奴等と比しても何れの悪鬼羅刹とも判じ難し。而して六道の辻に迷えるが如く小腸が縦横無尽の
果て無き隧道に方角見失える先に、胃の腑が酸の池恙無く通過し口唇より覗ける天上の光明無事見出し得るや―――。
然りながら斯かる女肛変態の極北披瀝せるは断じて作者が嗜癖に非ずして、そも古よりの地獄の描写に於いて
如何でか残虐無比なる呵責陵虐天骨盛りに為す高徳の上人らの人品人格疑える者の有らん。是決して韜晦にては非じ、
然なり女人に於ける肛門情欲と菊門拡張の愚昧を説きて是を戒め性的常道に蠕動もとい善導せんが為ならん。

　　******御品書******
小腸洗ひ
塀の節穴の隣家の娘の菊座に通ぜし怪異の事
柿娘
天狗が隠れ蓑、附たり尻穴だけお化け
竹林に筍に貫かれたる骨盤の怪在りて震いて人聲発する事
逆しまの幽霊の己が消化器官をも顛倒せる摂食せんとした顛末
山中の肛門破壊宿に投宿せし山姥の括約筋並びに人生の終焉せしめらる事
槌ノ娘
所望せる物品を悉く女肛に吸引せしめ分限者と成る禁呪の事
尻穴根滅地獄に堕ちたる三人の女傑が彼地を肛門悦楽天国へと変じせしめ永劫の享楽貪る事
　
CGは基本12枚、差分加え全120枚を各々大小2サイズにて収録。
各話に解題の附せり。