
エロ描写よりも現実描写が鮮やかな作品
抜きネタは1割もない。
主人公・つばき(女性)は18歳のフリーター。
不眠症からの精神科への隔離病棟入院で物語が始まる。
隔離病棟に入院する人たちや看護師たちとの接触、そしてキーとなる四方木なる男との接触によって物語は進行していく。
「やっと見つけた、つばきさん!」
何故初対面で自分の名前を知っているのだろう。
四方木という男のその言動に主人公は驚くと同時に、過去という記憶の川を逆上り出す。
ちなみに王道ENDだけ見てお腹いっぱいでした。
別ルート検索するにも題材が精神疾患って事もあってなかなかやる気が…w
シナリオ構成も一捻りあって最後までやりきれた。
精神疾患という現代病の描写がすごく鮮明だった。
あと、絵も綺麗に描けてるんだろうけどノベル枠が邪魔すぎるw
ノベルゲームにお楽しみ程度のエロ要素が入ってる感じのゲーム。無料にしてはなかなか良な一品
■ストーリー
冬野つばきはある日を境に、『日常の至るところ、モノすべて』に恐ろしさを抱くようになり、精神科の門をたたく。
静養のため入院することになった、社会からまさしく隔離された閉鎖病棟。
その中で、見知らぬ若い男が一人…つばきを呆然と見ていた。
「やっと見つけた!つばきさん!」
……どうしてあの人は、私の名前を知っているんだ……?
■概要
主人公「冬野つばき」視点で進行する、
オーソドックスなビジュアルノベルです。
18禁男女フルボイス、選択肢によって結末が分岐します。