
あなたは夫と子どもをもつ主婦です。平々凡々な暮らしに満足しながらも、このまま年老いていってしまうのだろうかと恐れを抱いています。そんな中、ある日のこと、買い物帰りに若い男の子に手紙を渡されます。今時珍しいラブレター。初めは返事をする気など無かったあなたでしたが、夫とちょっとした喧嘩をした際に、やけ気味になって、連絡を取ることにしたのですが――
二人称の物語。読み手は主婦となって、年下の大学生に告白され、一線を越える体験をします。
総字数約15,000字(読了時間約30分)
〈本文より抜粋〉
最初は電話する気などありませんでした。怪しすぎます。今時ラブレターというセンスからして、ちょっと変わっていますし、何かの冗談なのか、あるいは、もしかしたら、宗教の勧誘なのかもしれないと思えば、怖くて連絡する気など起きません。しかし、数日経つと、ちょっと考えが変わってきます。そもそも、怪しいと思わせるような行為で、冗談や勧誘をやるでしょうか。しかも、住所や大学名まで書いているのです。それに、パッと見でしたが、なかなか綺麗な顔立ちをしていたことも、あなたの気を引きます。
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あなたは調子に乗って、1500円になります、などとおどけて見せます。すると、彼は、「今持ち合わせがないので、体で払いますよ」などと言ってきます。体で、という言葉に、あなたはドキリとします。彼は本気なのでしょうか。部屋の中に呼んでいるのですから、本気であるともとれます。しかし、もちろん、冗談かもしれません。どちらとも決めかねたあなたが黙っていると、彼が、後片付けします、と言って、席を立ちます。
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あなたは、彼の太腿に手を伸ばし、その筋肉質な感触を確かめます。そして、意を決したように、彼のブリーフのゴムに指をかけ、ぐっと引き下げました。パチン、と軽い音を立てて解放された彼の肉棒が、熱気を帯びてあなたの目の前に現れます。若さの象徴のように、逞しく、赤みを帯びた亀頭からは、彼の興奮を示す雫が光っていました。あなたは、その生々しい光景に一瞬息をのみますが、ためらいはありませんでした。彼の腰を掴んで引き寄せると、あなたは彼の熱い塊に顔をうずめます。
