
虐めのロンド─子宮脱連鎖─は、拘束、辱め、ロリ系などのジャンルが好きな方にオススメのCG作品です。
目が覚めると知らない部屋のベッドの上にいた。
廃墟か廃屋か、多分そういう場所。
義足と義眼は取り外されてる。
両腕は後ろ手に縛られていて、義足も無いから起き上がることは出来ない。
私は服を着ていなくて、子宮があらわになっている。
私の子宮が’こう’なってしまったのがいつからなのかは分からない。
私には事故より前の記憶がないから。
事故から目覚めた時、私の子宮はすでにこうだった。
右目と右足がなくなっていて、子宮は身体の外に出ていた。
部屋の外、ひとつ足音が近づいてくる。
見知らぬ少女が部屋に入ってきて、おもむろに私の子宮に指を突き入れる。
「あなたが一体どんな人間だったのか、教えてあげる」
私は一体、どんな人間だったのだろう─────
性的なイジメによって子宮脱になってしまった二人の少女。
その関係は失われた記憶の向こう。
真実はいつだって優しくなんか無い。
人が致命的に壊れるのはとても簡単で、
壊れた少女は、やはり別の誰かを壊さずにはいられない。
悪魔と生贄。
そんな単純な話なら、どんなにか幸せだったのに。
愛する事と憎む事って、似てるんだ。
その人の事が頭から離れなくて、その人の事しか考えられなくて、どれだけ考えたって、余計苦しくなるだけなのに、ね。
失われた記憶の向こう、残響音を手繰って私達は何を見つけるだろう。
世界はいつだって残酷だ。
だから、この小さなぬくもりが、こんなにも憎くて、こんなにも、愛おしい。
基本CG13枚、全15話から成る子宮脱・虐めを題材にしたストーリー付きCG集です。
基本的には二人の女の子が、学校で性的な虐めを受けていた頃の回想シーンを軸に話が展開していき、13枚中、9枚はそういった内容のCG+各種虐め差分となります。
エロCGのみの差分込み合算で103枚、エロではないストーリー用CGを含めるとちょっと数えるのが億劫な枚数なので割愛します。
「単なるエロCG集」というよりは、キャラクターの内面的な造形や物語、世界観や空気感を楽しんで頂けるようにと力を注いだ作品なので、「凌辱されるためだけに生み出されたような量産型マネキン美少女がお約束通りに凌辱されるだけの単なるエロCG集にはもう飽きたし、かといってエロゲーに何十時間も注ぐだけの気力はない。もっと手軽に、だけどある程度ちゃんとした物語とエロスを楽しめる作品はないものか」とお考えの方には最適な作品かと思います。
ビアン、子宮脱、虐め、そういう単語に拒絶反応がなければ、の話ですが。
少女たちが壊されていく様、壊れてもなお生きようとする少女たちの苦悩と憎しみと愛の姿をどうぞご堪能ください。