
七宮村連続強姦殺人事件其ノ壱は、褐色・日焼け、巫女、人妻などのジャンルが好きな方にオススメのゲーム作品です。
羊頭狗肉、だが其ノ弐に期待したい
猟奇モノ、伝奇モノ的なサスペンスと言った感じ。
超常現象的な物が存在する世界観に思える。(直接的な表現はまだ無い)
体験版や扉絵から来るイメージに比べると、本編はかなりマイルドと言うか「コレジャナイ」感がある。
(暴行レイプ、出血表現多目、快楽堕ちあり、ロリ微エロあり)
絵が丁寧で綺麗、お嬢様がエロイとにかくエロイ!だがエロは無い。
きっと其の弐で大きく話が動くんだろうけど、正直拍子抜けした。
体験版で自ら間口を狭めたんだから、もっと大胆かつ直接的な表現をしても良かったと思う。
恐らくストーリー展開的に其の壱では惨劇にまで到達しないから、冒頭に猟奇的レイプを入れたと解釈しているが、羊頭狗肉と言わざるを得ない。
モブ子モブ美と言うキャラ名もなぁ…
作り上げた世界観・雰囲気を台無しにするギャグ的表現は何とかした方が良いのでは?何を目指しているのかが曖昧になってしまう。
こんなキャラを加えるくらいなら、顔無し名無しのキャラが惨殺されていく表現をもっと加えた方が良かったと思う。実際殺●は起きてるんだし。
主人公が理解不能な異常者、別種の生き物であるかのように語りたいんだろうけど
現状、感情が欠落したドSにしか見えない。
それはそれで決して悪くはない、特に眼鏡っ娘が追い込まれていく様、巫女娘とのすれ違い感は素晴らしい!
だが期待していたのはコレジャナイ、Mを開発していく主人公は理解可能だし、何だかんだで相手の要求に応えている。
10年で500人殺害は流石に設定盛り過ぎ、地方の一名家の調査で辿り着ける犯人を警察が逮捕できない訳無いだろ。
昭和30年代くらいなら納得できなくもないが、「端末に情報を送る」と言う言葉があるので時代は平成以降なんだろう。
こういう設定の甘さが不自然さを感じさせて、何と言うか…萎える。
虫の鳴声が鬱陶しい、5月なんだからセミもコオロギも鳴かないだろ。
せめて音楽にして欲しかった。
しかし話の設定自体は結構好きだし、なかなか引き込まれる内容だった。
其の壱だけなら☆2個だけど、期待を込めて☆4個。
『相良康生』
温厚な好青年で、誰に対しても分け隔てなく接する。
他人から好意を持たれやすい、明るく真っ当な人となりをしている。
同時に、十年間で約五百人を殺害している真性の異常者。
その手口は様々であり正体不明。
何を目的としているのか誰にもわからない。
彼自身も語ろうとはせず、男は殺し、女は犯して殺す。
そんな彼はある日、七宮依子に招かれ、七宮村を訪れた。
『ようこそ、七宮村へ。私はあなたを歓迎します』