
屋上倶楽部は、制服、おっぱい、ぶっかけなどのジャンルが好きな方にオススメの漫画作品です。
ヘタレ主人公にモヤモヤ…。良い意味で。
自分の気持ちをはっきり伝えられないヘタレかつ優柔不断な主人公が、
流されるまま屋上倶楽部なる乱交倶楽部?に入った結果
思いを寄せる幼馴染みの処女を目の前で友人に奪われ、心離れを招きます。
モノクロ51Pとなかなかのボリュームです。
話の流れやキャラクターの造形に8万本以上売った某作品の影響をどこか感じるような…。
チャンスを得ながら結局主人公が誰とも結合を果たせない点ですとかもそうですね。
もちろんこちらはこちらの魅力があります。
3Dを使用したと思われるやや硬めの独特な絵ですが、
表情とかは手付けなのか、とても丁寧に描かれて、
キャラクターの感情を豊かに見事に表現しています。違和感無しです。
とはいえ、幼馴染みの心変わりはもう少し動機付けというか
自然に見せてもらえたらなあと思わないではないです。
あとはせっかく屋上倶楽部なる美味しい設定を用意するのであれば
活かしての複数の登場人物による乱交現場が見たかったです。
それが描かれる続編のための導入だったということであれば嬉しいのですが。
事後の描き方が秀逸
すべて事が終えた後に、二人で会話するシーンがとても良かったです。
この最後の会話にこの作品の良さがすべて詰まっていると思います!
事が終え、二人で帰りながらのヒロインは解れたままの髪や、
自分は一歩踏み出したのに主人公は終始、流されただけで何もせず
傍観していただけと言う状況に落胆している感じや、
結局好きでもない男に犯されてしまったのに感じてしまった自分への嫌悪感等を思い
すべて諦めてしまったような表情で、主人公を突き放すようなセリフで去っていくのも
大変良かったです。
絵や構図が少し特殊ですが、お話の作り方やNTR設定はとてもレベルが高いと個人的には
感じました。
これからも応援したい作品(サークルさん)に出合えました。
ある日、笹原祐介は幼馴染で生徒会の役員を務める沢野理央をより
ある画像がネットで出回っている事を聞かされる。
それは二人が通う学校の校内で撮影されたと思われるエロ画像であった。
その日の昼休み、祐介は何気なく学校の屋上に出向くと。
二人の女子が語りかけてくる。
「フェラチオさせてそれを撮影させてくれないか?」と
屋上で繰り広げられる思春期の性倒錯。
やがてそれは幼馴染の理央も巻き込まれていく。
そして祐介の眼の前で……