
純愛そのもの
お互いに浪人してしまったから、という薄暗い親近感みたいなものがきっかけで付き合い始めた主人公。母親の看病もあって受験に落ちてしまった、両親を亡くしたヒロインはもともと優秀だから劣等感があり、別れを切り出すけれど……というのが試し読みまで。この前提を8ページですっと読ませるのがまず上手い。主人公を兄がメッセージで励ましていたり、ヒロインの母親に手を合わせていたりするところで性格の優しさを暗示しているのも上手い。
用意が良すぎるのもスマホ音痴なのも実は気が強そうなのもヒロインのかわいらしさをユーモラスに補強している。好意の理由にはちょっとした伏線があるのだが、それも合わさってヒロインの愛情深さもよくわかる。めちゃくちゃいい話だった。Hシーンもしっかりエッチだが、そこは実際に買って読んでみて欲しい。
「…彼女には 落ち込んだ時《慰めて》と言うんですよ」
同じクラスで2人だけ浪人を選んだことをきっかけに距離が縮まり、冬花(とうか)と付き合うことになったリク。
可愛くて、自分とは違って模試の結果も好調。
正直なんで付き合ってくれているかは分からない。
そんな冬花に引け目を感じたリクが別れを切り出そうとすると、冬花はずっと隠していたえっちな下着を見せながら迫ってきて……。
