
戦う女の子が痛めつけられるイラストは、制服などのジャンルが好きな方にオススメの漫画作品です。
「戦うヒロイン敗北」もの、って良いですよね。戦って敵を打ち砕く姿のかっこよさを愛でるのも良いんですが、その身に纏っていた強さが敗北によって霧散して剥ぎ取られてしまう。その無力な姿は、しばしば虜囚として連行するにあたって全裸で引き回す、という扱いを受けている、という表現によって描かれるものですが、この作品では、ヒロインが敵の強さに屈して、KO負けしたところまでを描いており、多くのヒロイン敗北もののお約束である性的暴行を加えるところまでには入ってません。それでも、敵が力で屈服させ、ヒロインの敗北が決したところまでを丁寧に描いて見せたことで、ヒロインを無力化し、手中に落としたこと、ヒロインが敵の前に立つにあたり、ヒロインの身を守るべき防具としてその身に纏っていた自分自身の戦闘力が、数で上回る敵との戦いを続けるうちに、まったく尽きて動けない状態に陥ってしまったことで、すべてはげ落ちてしまったこと、、、、、ここまでゴマカシなしできちんとその過程を描いていると、着衣はまったく欠損していない状態であるにもかかわらず、アダルトコンテンツとして見る者を性的な興奮に導くのに十分な内容を備えている、と言っていいでしょう。ただ、ややヒロインの腹部を狙った攻撃(=いわゆる「腹パン」)が少なくないので、ややリョナ的な内容や表現が苦手だという読者にとっては注意が必要でしょう。・・・・こんなぐあいに、作品の表現や内容については、丁寧に書きこんだ画力やヒロイン敗北というテーマを着衣のままでも、コンテンツとして質の高いものとして表現できているということは疑う余地がない、と思う。加えて、人体の構造をよく理解したデッサン力も素晴らしいと思う。それでも、どうにも疑問に思わずにはいられないのが、価格にみあっているか?と考えたときです。総ページ数が17ページで、価格が990円。。。。。いくらコンテンツの出来が良い、と言っても、これは高すぎるのではないでしょうか???このページ数であれば、上限は500円で、それを超えない額に設定するのが妥当だと思う。現状では、誰でも買って読むことをおすすめするわけにはいかないですね。300
リョナイラストが16枚です。